出来島海岸沿いにある最終氷期埋没林は約28,000年前のエゾマツやアカエゾマツの針葉樹が、
幅約30mの泥炭層に1m〜2mの間隔で、数千本が並ぶ。規模は世界最大級といわれ、最終氷期
(約80,000〜20,000年前)後期の極寒期に急激な環境の変化により針葉樹が水没。真空パックの
ような状態になったまま埋没したので、空気に触れることなく今日まで原型を留めた。

(2009.10.17 14時3分撮影  
青森県つがる市・出来島海岸 より